本マニュアルはTUBAMEを利用して、移植性検討レポートを作成する手順について、説明したマニュアルです。
移植性検討レポート作成機能は、TUBAMEが提供するナレッジベース検索、依存性検索の出力を元にレポート(HTML)を作成します。
移植性検討レポートを作成するにあたり、TUBAMEを利用した以下の検索機能のいずれかが完了している必要があります。
ナレッジベース検索
ナレッジベース検索の出力であるjbm
ファイルが必要となります。
依存性検索
依存性検索の出力であるgjbm
ファイルが必要となります。
利用の流れを解説します。
移植性検討レポートを作成するために、ナレッジベース検索、依存性検索を実施したプロジェクトを選択します。
![]() | Warning |
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検索リソースの選択
検索したいプロジェクト上で右クリックし、以下のメニューを選択します。
→
レポート生成条件を設定する
レポート出力先
ボタンより、レポート出力先を指定します。
![]() | Note |
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レポートテンプレート
レポート生成で利用するテンプレートを指定します。以下の種類があります。
アプリケーションサーバ用テンプレート
アプリケーションサーバの移行検討の際は、このテンプレートを利用します。
![]() | Note |
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アプリケーションサーバ用テンプレートは、WebLogicからJBoss移行を前提として作成されているため、、レポート中に"WebLogic"や"JBoss"といったキーワードが埋め込まれています。 WebLogicからJBoss移行ではない場合、適宜HTMLファイルを修正してご利用ください。 |
MVCフレームワーク用テンプレート
MVCフレームワークの移行検討の際は、このテンプレートを利用します。
をクリックすると、ナレッジベース検索、依存性検索ツールで出力されたファイルを検索し、該当ファイルが検出された場合、レポートを生成します。
出力されたレポートの確認
作成されたレポートのHTMLファイルは、Eclipse上のWebBrowserでは表示が崩れてしまうため、Firefoxや、ChromeなどのWebブラウザで表示してください。